真のピアノ上達法とは


** ピアノの上達スピードが速くなる練習法 **


知っていますか?

ピアノの上達スピードは、テクニックの練習よりも、練習方法の工夫で大きく変わることを。

多くの人が、「上達=テクニックをあげる」ことにこだわってしまいがちです。

ですが、テクニックを磨くことだけを考えるよりも、もっと上達するのに近道な方法、効率の良い練習方法があるのです。

それは、
ピアノ練習の工夫 → 自然とテクニックが身に付く → ピアノが上達

この流れに気づくことができると、ピアノが格段に上達していきます。

では、この「ピアノ練習の工夫」とは一体どういうものなのでしょうか。

ピアノ上達練習法の教材の中では、「要素練習」として具体的に解説されています。

たくさんの人が行っている部分練習とは違います。
部分練習では練習を続けても効果が上がらないことが多々あります。

ピアノの上達に必要なのは、部分練習ではなく、要素練習なのです。

要素には、楽譜を読みそれを記憶する“読譜”、手首や腕、肩などの動きに関わってくる様々なテクニック、そしてもっと幅広い視点から音楽を考える方法、よい音を聞き分けるための耳をつくる方法など、あらゆる方面のものがあります。

これらの要素に対して適した練習方法を知り、実践を続けると自然にテクニックも身についていきます。

その練習方法がわからないという人も、安心してください。どのように練習を工夫したら良いのか、やり方、真の上達法をこの教材が教えてくれます。

ピアノの練習は、万人に通用する決まった方式があるわけではありませんが、自分にぴったり合った練習方法を見つけることはできます。

ピアノの上達に遠回りだったこれまでの練習に気づくことができるのです。


** ピアノのマイナス練習を減らす **


ピアノの上達にとって、とても重要なキーワードが「マイナスの練習」です。

例えばですが、練習で与えられた曲を最初から間違えず、つっかえないように繰り返し繰り返し弾きます。これはごく当たり前のことのようですが、このピアノ練習はマイナス練習に陥りがちになるのです。

ピアノの実力のほとんどは日々の練習にかかってきます。毎日練習を欠かさずに行えばどんな人でも着実に実力がアップします。

ですが、マイナスの練習をしていると、せっかく大切な時間を作って鍵盤に向かっているのに、その努力が無駄になってしまいます。

ピアノ練習の本来の目的は、芸術性あふれる、人を感動させる音楽を奏でることであるのに、マイナス練習を繰り返していると、その重要な音楽性をも損ねてしまうのです。

マイナスの練習が何かということをわからないまま練習するのではなく、どんな練習がプラスになるのかを知って、プラスの練習をやり続ける感性をもつことがとても大切です。


そして本格的なピアノ上達を目指してほしいと思います。

ピアノが上達するには、どんな方法で練習したら最も効果的なのか、常に頭を使って考えながらピアノに向かいましょう。

その“練習の工夫”を積み重ねていくことで、質の良いピアノ練習の瞬間が創られ、結果的にその人を素晴らしい演奏者に育てていきます。

その道筋はひとりひとり異なり、同じものはひとつとないのです。

とくにピアノを始めたばかりの初心者こそ、こうした正しい練習法を教えてもらえる先生に出会えたらとても幸運なことだと言えるでしょう。